採用

就職活動中の皆さんに対するメッセージ 株式会社キャムコム代表宮林

就職活動中の皆さんに対するメッセージ 株式会社キャムコム代表宮林

新卒での就職活動という人生の重大な岐路において、当社キャムコムグループにご興味を持っていただき、誠にありがとうございます。代表として厚く御礼申し上げます。

皆さまが就職活動を進めるにあたり、正味の部分でご興味を持たれているのは「その企業の成長性(将来性)」と「自身の成長」、そして「そもそもどんな人材が求められているのか?」といった主に3点なのではないかと推測いたします。

まずは当社の将来性について。これに関しては、現在の業績はIR資料をご覧いただければわかるとおり、 他社買収に頼らず純粋にオーガニックグロースを重ねてきたこれまでと変わらず好調に推移しております。売上高は2023年3月末のグループ合算で1292億円、そして2024年3月末予測では1500億円となっており、この上昇ペースは今後少なくとも数年間、確実に維持できる見通しです。

しかし就活生の皆さまが懸念されるのは、「高齢者の増加と若年層の減少が同時に進む史上類を見ない事態となっていくことが確実な今後、“人材業界”に属するキャムコムグループに明るい未来はあるのか?」ということでしょう。

これに関しましては、もしも当社がこの状況を座して見守るだけであったなら、そしてもしも当社が、ただ単に人と仕事とをマッチングさせるだけの企業であったなら――十中八九、明るい未来などないでしょう。ただただ沈没していくばかりであろうことは、論を待ちません。

しかし当社には、「それでも明るい未来がある」と、私は代表として確信しています。

なぜならば、当社が展開している事業にはさまざまなものがありますが、それらはすべてゼロサム――すなわち「利害の総和がゼロになるもの」ではないからです。

当社が行っているさまざまな事業に通底するテーマは「人を力づけて、“いい仕事”を創る」ということです。すなわち、直近の労働人口のなかで物事を考えるのではなく、まずは人々を力づけ――つまり、今現在はさまざまな事情により就業できなかったり、できたとしてもさまざまな困難や制約も付帯する状況にある人々に対して「あなたにできる仕事は必ずある!」と鼓舞し、もちろん鼓舞するだけでなく、それを我々自身が知恵と工夫、テクノロジーによってクリエイトし、より多くの人それぞれにとっての“いい仕事”をしていただく――というのが当社のビジョンなのです。

労働人口という「分母」は、現在行われているような単純計算によって導き出されるものでは決してありません。それは情熱と創意工夫、そして柔軟で先進的なテクノロジーによって、いくらでも増やしていけるはずのものなのです。

まぁ「いくらでも増やせる」というと語弊はあるかもしれませんが、「人を力づけて、“いい仕事”を創る」というビジョンを持っている当社であるがゆえに、私は「2030年には644万人の人手不足になる」「高齢者の増加と若年層の減少が同時に進む史上類を見ない事態になる」等々の問題について悲観をしておらず、むしろ「持続的成長のための良い機会である」とすら考えているのです。

そしてもちろん、当社が「人を力づけて、“いい仕事”を創る」というビジョンを長期的に遂行していくためには、皆さまの若い力がどうしても必要です。そして当社が皆さまのお力を必要とさせていただくなかで、皆さまご自身がきっと、飛躍的な成長を遂げることになるはずだと確信もしております。

当社に「総合職」としてご入社いただけた場合、研修後は1日あたり数十人の「仕事を求めている人」および「人材を求めている企業様」と、面談をすることになります。それを1カ月に20日間行えば、概算ではありますが約500人の働きたい人と、約500社の企業様と直接お会いし、その人や企業様にとっての“ベスト”を、真摯に探ることになるのです。

それを3年間続けることができた人材が、年齢に見合わぬほど圧倒的な「経験値」と「引き出しの多さ」を手に入れることになるだろうことは――おおむね自明の理といえるでしょう。言葉は選ばねばなりませんが、端的に言うのであれば「早く一人前の仕事人になれる」というのが、当社キャムコムグループの総合職なのです。

そこではもちろん「滅私奉公」的なものが要求されるわけではありません。当社はむしろすべてにおいて「自己帰着させる」ということを、強く意識しています。つまり「誰かのため」「会社のため」などと考えながら仕事をするのではなく、「自分自身のため」と落とし込んだうえで仕事をするほうが、ご自身も我々会社も、おそらくは幸せになれる――という考え方です。

そのため、もしもキャムコムグループにご入社いただけるのであれば、ぜひとも会社のためなどではなく「あなたご自身のため」に、すでにお持ちの能力と情熱を思う存分投じていただけたらと思っています。そして当社も、あなたの能力と情熱がひと回りもふた回りも強く大きくなるためのお手伝いを、真摯に行わせていただく所存です。

私どもが欲しい人材は、もしもひと言でいうなら「物事を素直に見ることができる目と、それを聞くことができる力を持っている人」です。

まずは物事をありのままに見て、そして聞くことができれば、「伝える力や技術」は自然と醸成されていきます。逆に言うのであれば、「物事を素直に見ることができる目と聞く力」がない限り、いかに優れた頭脳をお持ちだったとしても、ビジネスの世界で大成するのはいささか難しいでしょう。

この文章をどれだけの方がお読みいただき、どれほどの人に届いたのか、私にはわかりません。しかし、もしもお読みいただいたあなたが「“聞く力”があって、もしかして自分のことではないか?」「この会社、想像していたよりちょっとおもしろそうかも?」と思っていただけたなら、ぜひお気軽に当社の門を叩いてみてください。

皆さまの挑戦と成長を、心よりお待ち申し上げます。

  • はてなブックマークアイコン
  • Xアイコン
  • Facebookアイコン
  • Google+アイコン
  • Pocketアイコン
  • LINEアイコン