コールセンターを中心にさまざまな企業に対し、人材派遣からシステム・ツールの提案までを行う事務派遣事業部。その中でも首都圏全域で営業活動を行う首都圏ブロック広域営業チームで新規顧客の開拓に取り組んでいるのが木村さんです。今回は幅広い業界に対し、攻めの姿勢で営業活動を行う彼の“本気”を紹介します。
※文中敬称略。所属は取材時のものです
──広域営業チームはどのようなことを行う部署ですか
企業の課題に「人材派遣」で解決策を提案
木村:主に国や自治体から公共事業を委託されている企業に対し、人材派遣による提案を行う部署です。営業先はコールセンターの運営企業を中心に、印刷会社や旅行会社など首都圏における事業会社です。営業のきっかけは、「人手がほしい」という要望ですが、その背景にある企業の課題に対して就業場所、システムおよびツールの導入などを複合的に提案しています。単純に「人手がほしい」という要望に対応するだけではないので、受注した際の金額はかなりの規模になるところが大きな特徴です。
──どのような体制の部署になりますか
少人数ながら情熱的なチーム
木村:首都圏ブロック広域営業チームは女性の上司と私、ほか2名の正社員で、計4名体制の部署となっています。上司はバイタリティ旺盛な方で、普段は冷静沈着ですが自ら率先して行動するなど内に熱いモノを秘めています。そんな彼女のもと、メンバーは目標達成のために協力して動く時の声かけなど熱い姿勢が根づいています。
オフィスはJR浜松町駅直結の世界貿易センタービル南館の16階にあり、窓からはお台場や丸の内のオフィス街などが見えるので、仕事の合間に気分転換もできます。
──主な1日の流れについて教えてください
効率よくメリハリのあるワークスタイル
9時の朝礼を経てチーム内で案件の進捗状況を確認してから、その日の訪問先へ電車で向かいます。商談は1日3件程度、1企業に対して1時間程度行いますので、17時頃にはオフィスに戻ってミーティングなどを行います。基本的には19時前に退勤していますが、繁忙時期ですと20時くらいになることもあります。仕事帰りには自分の時間を楽しんだり、2週に1回のペースでチームメンバーと飲みに行くこともあります。

スケジュールやタスクはアプリで管理
──木村さんが感じているやりがいを教えてください
一つのことにとらわれない幅広い提案が可能
木村:コールセンターがメインとなりますが、さまざまな業界の企業と商談ができる上、提案内容やエリアに対して特に制限を設けていませんので、首都圏近郊の企業へアプローチできる環境です。それぞれの企業が抱えている課題に応えていく、ソリューション提供型の営業スタイルにやりがいを感じています。また、状況に応じてチーム編成によるユニット型派遣など、柔軟な発想による提案ができることも、営業職としてのやりがいにつながっています。
──仕事での成功例を教えてください
地道な努力が大きな成果へと結びつく
成約どころかアポイントも取りにくかった企業に対して、半年かけてコンタクトを続け、なんとか商談に漕ぎ着けて首都圏における大型受注を実現した時は、これまでの苦労が報われた気持ちと営業としての成長を感じました。コンタクトも難しかった外資系企業では、本社ではなく地方拠点から関係を築き、2年かけて取引口座を開設することができました。このような地道な努力が報われることもあれば、偶然成約に結びつくこともある。そんなところもこの仕事の面白さだと思います。
──仕事において大切にしていることは何ですか
感謝の心で仕事に取り組む姿勢
木村:社内のメンバーや取引先など、すべてに関わる人たちに対する感謝の心を持って仕事に臨むことです。3年間この仕事に携わってきて、一人ですべての業務を完結したことはありません。周囲のサポート、上司や先輩からの親身のアドバイスを受けながらチームワークを築いていく。そこで大事なことは、相手に対する感謝の気持ちだと思います。

1つ年下の後輩と。良好な関係づくりができています
──これからの目標は?
考えながら行動し、ビジネスの最大化を目指していく
木村:これまでのキャリアの中で、私は「考えながら動く」ことができるようになりました。ビジネスはスピードも命と言えるので、お客様に喜んでいただくには何をすべきかを考えた上で、物おじせずに提案することを心がけています。また、同時にメンバーとの連携も必要になりますので、その時にも先のことを見据えながら行動することを意識していきたいと思います。また、今後はチームリーダーとしてメンバーを牽引しながら、自分もプレイヤーとして新しいビジネスチャンスを生み出していきたいです。
──就職活動中の学生さんたちに一言お願いします
何事も自分次第でどうにかなる
木村:これから社会人となるにあたり、期待や不安で胸がいっぱいの人もいるでしょうし、なかなか思うように事が進まず焦っている人もいると思います。どこの業界に入ろうと、どんな会社に身を置こうとも、結局は自分次第でこれからの未来を変えることはできるはず。ベストを尽くして活躍した先には、きっとスキルアップやキャリアアップといった成長が待っているはずです。そのためにも今を頑張ってください!
まとめ
高い障壁があっても積極的にアプローチする木村さんの姿勢は、学生時代に熱中していたサッカーを体現しているかのようです。その営業スタイルを支えているのが、身近にいる仲間たちの存在。キャムコムグループでは、そんなチームワークのもとで活躍する仲間たちと出会えるチャンスが豊富にあります。