この記事でわかること
- インタツアーで新卒2年目がどんな仕事に向き合っているのか
- 正直大変だった経験と、どう乗り越えてきたのか
- 仕事は大変なのか?若手社員のリアルな答え
就活中、「若手が活躍」「裁量がある」という言葉をよく目にしますよね。
大きな成果を出したい、成長を実感できる仕事がしたい。
そう考えながら就職活動を進めている方も多いのではないでしょうか。
でも、実際の成長は、派手な成功だけでなく、日々の仕事や失敗の積み重ねの中で起きていくものかもしれません。
今回話を聞いたのは、新卒2年目の小江 健太郎(オエ ケンタロウ)さん。
日常業務に向き合う中で、その延長線上のひとつとして「産学連携イベント」を経験しました。
この記事では、新しい業務への挑戦とそこで得た経験を伺いながら、成長のプロセスを等身大の言葉でお届けします。
※文中敬称略。所属は取材時のものです。

新卒採用支援サービス(インタツアー)での仕事と、成長の土台
―――普段の仕事について教えてください。
小江:
新卒採用に課題を抱える企業様に対して、
母集団形成から内定承諾までを一貫して支援する提案型営業をしています。
新規企業へのアプローチと、既存企業7社のフォローを担当しています。
―――2年目としては、かなり幅広いですね。
小江:
そうですね。
業界も企業ごとに課題も違うので、
「相手は何を求めているのか」を考える力は、かなり鍛えられています。
産学連携イベントで直面した壁
―――ここまでの話を聞くと順調に見えますが、正直「これは大変だった…」という経験はありましたか?
小江:
あります。産学連携イベントを主担当として任されたときですね。
―――具体的にはどのような点が大変でしたか?
小江:
大学・企業・学生の三者をつなぐイベントだったので、
それぞれの立場や目的が違っていました。
全員にとって意味のある場をつくるためには、
なにを軸に考えるべきなのか…。
当時、進め方に迷ってしまっていたと思います。
特に大学側のスピード感や意図を十分に汲み取れず、
方向性についてご指摘をいただいたことがありました。
そのときは正直、かなり落ち込みました。
「ちゃんと話を聞けていなかった」「理解が浅かった」と痛感して、いろいろな方に迷惑をかけてしまったなと。
一度立ち止まり、「次」を考えた。この経験が、その後の成長につながった

―――そこから、どうやって立て直したんですか?
小江:
上司との面談で、まず状況を整理してもらいました。
「起きてしまったことは変えられない。 だから、次にどう動くかを考えよう」
そう言われて、少しずつ気持ちが切り替わっていったと思います。
―――考え方が変わったきっかけだったんですね。
小江:
はい。一度メインから外れて、サポートに回ることになりましたが、「今の自分にできることを探そう」と考えるようになりました。
周囲に声をかけて、「何かできることはありますか?」と聞きながら、小さな役割でも一つずつ引き受けていきました。
―――簡単に諦めなかった理由は、どこにあると思いますか?
小江:
失敗したあとも、すぐサポートしてくださったことが大きかったと思います。
一緒に振り返ってくださり、「じゃあ次はこうしよう」と考える場をもらえた。それがあったから、前を向けました。
―――この経験は、今の仕事にも活きていますか?
小江:
すごく活きています。
それ以降、「相手はなぜこう言っているんだろう?」と、意図を考える癖がつきました。
企業との打ち合わせでも、表面的な要望だけでなく、その背景に何があるのかを考えるようになりました。
産学連携イベントは、成長のきっかけのひとつだったと思います。
仕事は大変?それでも続けられる理由

―――率直に聞きます。この仕事、大変ですか?
小江:
大変だと思います。正直、楽しいことばかりではないです。
―――かなり正直ですね。
小江:
でも、どんな仕事でも大変なことはあると思っています。大事なのは、その中で「どうやったら前向きに取り組めるか」「やりがいを見つけられるか」だと思っていて。
―――その答えは、見つかっていますか?
小江:
任せてもらった仕事の目的を考えて、挑戦することです。自分が「こうしたい」と意図をもって取り組むことが、仕事のやりがいを生むと思っています。そして、挑戦が怖くならないのは、失敗しても一緒に振り返ってもらえる環境があるからです。そのおかげで、「次はもっと良くしよう」とさらに挑戦しようと思えます。
就活生へのメッセージ

―――最後に、就活生へメッセージをお願いします。
小江:
キャムコムグループには、
自分の意見を尊重し、成長を後押ししてくれる環境があります。
仕事は簡単ではないですが、その分、自分自身の成長を実感できる場面も多いです。
若手のうちから挑戦したい人には、合っている環境だと思います。
編集後記
仕事でうまくいかないことがあるのも2年目の現実。ただ、その機会をどうやって次につなげるのかが大切だと小江さんのインタビューをとおして教えてもらいました。
成長するためにとても大切な要素は、日々の仕事と失敗に向き合い続ける姿勢にあります。
キャムコムグループには、若手のうちから日々さまざまな挑戦があり、そして葛藤と闘いながら、前に進めるフィールドがあります。