仕事には営業、広報、人事、経理、財務、エンジニアなど、さまざまな職種がある。
いざ、入社して働こうと思うと、見慣れない用語があったり、経験したことのない作業があったり、どうしたらうまくいくのか判断に迷うことも多い。
そこで今回は“〇〇職で働く”を、広報部長たつみによる突撃インタビュー形式で紹介していく。
仕事を知ることで、安心して・楽しく・働こう!
【今日の登場人物】
キャムコムグループ 営業部 HRM コンサルタント 神谷恭輔(かみやきょうすけ)
2020年新卒入社。大学時代はパイロットを目指していた異色の経歴。
人材派遣領域で顧客の新規開拓に特化したチームに配属されたのち、テック事業推進部に異動。現在は、派遣法や行政から発信される情報をもとにセミナーへの登壇もしながら、クライアントの業務改善に取り組み中。
趣味は朝夜のルーティンである筋トレと料理。
キャムコムグループ 広報部 広報部長 立見雄哉(たつみゆうや)
2008年新卒入社。人材派遣やウェブサービスの営業職、新卒採用担当、サービス開発職を経験し、キャムコムグループ広報部へ。
突撃インタビューは初めて。今回は、弊社サービスや仕事を通して、その人の人柄を解き明かしていきたいと意気込んでいる。
ちなみに、広報の醍醐味は「企業や社会に貢献している自社の商品やサービスの提供価値を最大化すること」。
派遣管理システムグッジョブとは?
広報部長 立見
神谷さんは、グッジョブという派遣マネジメントクラウド、要するに派遣管理システムの営業をされているということですが、まずはどんなサービスか教えてください。
営業部 神谷さん
日頃馴染みのない方には派遣の仕組みそのものがよくわからないと思うので、簡単に説明しますね。
派遣先企業が、人材を受け入れる会社。派遣元企業がいわゆる派遣会社といわれ、人材を送り出す会社です。
広報部長 立見
派遣社員として仕事をする立場の人にとっては一見、違いがないようですが雇用形態が大きな違いですよね。例えば、実際に働く会社に直接雇用される社員やパート、アルバイトとは異なり、派遣元企業とは雇用契約だけ結ぶ形。
営業部 神谷さん
そうです。
仕事の指揮命令などは派遣先企業、つまり実際の現場の社員がおこないます。ですから、給与の支払いや福利厚生のサービスは雇用主である派遣会社ということになります。
派遣先企業からすれば、限られた期間の中で、必要な人材を速やかに確保できることがメリットです。
逆にいえば、限られた時間の中で、急なタイミングで人材を受け入れるにあたり、契約まわりから勤怠、請求関係、スタッフ評価など、様々な業務を数名から数百名、なかには数千人単位で管理するため、とにかく管理が複雑&煩雑。
グッジョブは、手厚いサポート体制で管理業務にあたる皆さんのそうした困りごとを解決に導きます。
広報部長 立見
求職者と求人者にとって便利な仕組みではありますが、雇用主と雇用先がそれぞれに稼働しているので、思ったより複雑そうな印象です。携わる人が多い分、業務の遂行や管理に膨大な手間や時間がかかるという…。
その点、グッジョブではどのような困りごとが解決できるのでしょう?
営業部 神谷さん
グッジョブを導入すれば、複数の人材派遣会社との様々なデータのやり取りをクラウドで一元管理できるので、工数削減はもちろんのこと、派遣されるスタッフさんたち自身も勤怠連絡の手間が省けます。
つまり、全員がwin-winになるサービスといったところでしょうか。
広報部長 立見
なるほど。そういったサービスは他にもあると思うんですが、グッジョブにしかない利点はどのようなものがありますか?
営業部 神谷さん
グッジョブはISO/IEC27017という情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格を取得していて、この規格を取得している会社は僅かですから業界最高レベルのセキュリティ対策を講じた人材派遣管理システムといえます。
広報部長 立見
セキュリティ面は大事ですよね。昨今の情勢を見ていても、これが漏れてしまうと企業も個人も大きな損失を負います。
営業部 神谷さん
おっしゃるとおりです。そうした時代に合わせた対応・対策にも力を入れている最中です。
実際、サービス開始当初こそ導入数が伸び悩んだ時期もありましたが、そこから実績でいえば派遣先企業700社、派遣元企業2000社にに導入いただいており、延べ55,000名の契約書類を管理し、順調に売り上げを伸ばしています!現在では業界有数の派遣管理システムとなりました。
今後、さらにお客様にとってより利便性の高いサービスを提供できるよう、システム開発に努めていく所存です!!
「私に任せてください!」は魔法の言葉
広報部長 立見
ここからは、神谷さんご自身についてちょっとお尋ねしてみたいと思います。
神谷さんは、2020年新卒入社で、企業の人材管理と育成をサポートし、企業の生産性を高める仕事を担っていると伺っています。
営業未経験の皆さんに向けて、仕事のコツを教えてください。
営業部 神谷さん
ニーズの深掘りと、その徹底でしょうか。単なるサービスの説明で終わらずに、お客様が何に困っているのか、何を求めているのか、色々なお話をしながら探っていきます。案外、お話していく中で課題が見つかることも多く、そうした潜在的なニーズを探し当てて提案していくのが営業職の特徴だと思います。
広報部長 立見
“ニーズの深堀り”は、よく聞きますよね。単に「売る」ということではなく、顧客の課題感・困りごとを解決するような。
神谷さんはどうやって潜在ニーズを探っていくんですか?具体的なエピソードがあればぜひ、教えてください!
営業部 神谷さん
例えば、担当変更で、これまで受注できていなかった企業様とお話しするようになって…。
もちろん、初めは挨拶程度の間柄ですよ?だけど、根気よくご連絡し、ニーズを探る中で「こんなことできますか?」とご要望をいただくようになりました。
やっぱり、お客様の方から相談してくださるって、すごく嬉しいんですよ。自分たちのサービスに可能性を感じるというか。ですから、お伺いしたご相談に関しては全て「私にお任せください!」と対応しきっていきました。
結果的に、新規受注だけでなく追加受注までいただけて、担当者様から「神谷さんはいつもタイミング良く来てくれるし、どんなことでも対応してくれるから感謝してるよ。これからもよろしくね!」という言葉まで頂戴しました。
広報部長 立見
それは、お伺いしている私も嬉しくなる言葉です。一見チャーミングに見えて、仕事には実直な神谷さんらしいと思います。
営業部 神谷さん
ありがとうございます。立見さんとは仕事上での絡みはないですが、掃除なんかで一緒だと二人で腕まくりして掃除機かけてますもんね。
広報部長にそう言っていただけると、やっぱり嬉しいなあ。
簡単に言えることではありませんが「私に任せてください!」は魔法の言葉。
どんな状況でも、お客様のご期待やご要望に応えていく姿勢は、社内メンバーに対しても同じだと感じています。もちろん業務量は増えますが、全力投球すればその分、自分自身の成長や成果にもつながりますからね。
広報部長 立見
それでは、仕事をするにあたって心がけていることは何ですか?
営業部 神谷さん
わからないことはわからないままにせず、とにかく聞きまくることです。ただし、仲が良い人ではなく、わかる人に聞くのがコツですよ?そうすると、仕事のスピードも上がりますし、コミュニケーションの活性化にもつながります。
実際、先輩や同僚に「コイツ、ほっとけないな」と思われたら勝ちだと思ってます(笑)可愛げのある人柄って、演じるものですから。
なにぶん私はそういうキャラを活かして、弊社事業部を上手に渡り歩いています!
広報部長 立見
ほう、それはそれは(遠い目)「自分で言うなー!」と言いたいところですが、確かに、社内で神谷さんを見かけると、いつもどなたかと楽しそうにお話しされている印象があります。
スキルアップだけでなく適切な人間関係の構築は、スムーズな業務進行、連携において大切なことですね。
営業部 神谷さん
もしかすると、営業の仕事って数字に追われて、テレアポして断られて、顧客先を渡り歩いて…。精神的にも体力的にもキツいとか大変みたいな印象が強いかもしれませんが、他の職種と違うそうした面がフィーチャーされるだけで、実際の仕事は決してそうしたことばかりではありません。
もちろん、グッジョブというサービスを売りたいということに変わりはありませんが「お客様に一番近い存在として何ができるか?」の答えを模索することが私の仕事だと思っています。
広報部長 立見
確かに、そうですね。私も職種は違いますが、それが仕事の本質だと思います。
今度、神谷さんに広報部の仕事、お願いしに行きますね。
営業部 神谷さん
「私に任せてください!」って言えってことですか?!
とりあえず、気持ちだけ先に作っておきますね。楽しみにしています。
広報部長たつみによる突撃インタビュー!
次回は、インタツアー事業部 リクルートメントコンサルタント 五十嵐みなみにインタビュー予定だ。