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「イルカの脳」から
「システム開発」へ

ひとつのシステムを作ることで、それを使用する大勢の人を広義に「助ける」ことができる

渡邊 楓

WATANABE KAEDE

事業開発領域

エンジニア

2021年新卒入社

MY MOMENT OF POTENTIAL

ポテンシャルの瞬間

INTERVIEW

インタビュー

結局“実戦”が一番学べると気づいた入社1年目

学部の4年生の7月までは、実は就職する気がまったくなかったんです。なぜならば、そのまま大学院に進んで「海洋哺乳類の脳の研究」をするつもりでいたから。

 しかし同年8月の上旬、私が入るつもりだった研究室の教授から「欧州の大学に赴任することになったため、来期は院生を採りません」という旨の連絡がいきなりきたんです。

入りたかった研究室はなくなってしまい、代わりに受験した他の研究室にはいちおう受かったのですが、でも特にやりたい研究でもないことに時間とお金を使うのは、正直どうなんだろう……ということで、普通の学生はもうとっくに就活を終えている4年生の9月に、あわてて就活を始めたというのが当時の私でした。

とりあえず入社させてくれるならどんな業界でもいい!」みたいな、割と雑な気持ちで始めた就活でしたが、でも「人に携わる仕事がしたい」とは漠然と思っていました。そんななかで出会ったのがキャムコムで、そのなかでも全国転勤ありの総合職を志望し、無事採用していただけました。

で、営業職として頑張るつもりでいたのですが、入社前のある日、人材開発部の方から直々に電話がありまして、「渡邉さんはシステム開発部門に配属ということでもよろしいですか?」と。……なんで私が? とは思いました。だって私、PCとか苦手でしたからね。理系の研究室にはいましたが、PCの画面ではなく、イルカやクジラの脳の現物ばかりを見てましたから(笑)。

ですがまぁ承諾させていただいて、配属されて、今日に至る……みたいな感じです。

最初は右も左もわからない状態で、本当にどうなることやら……と思いましたが、おかげさまでその後は急成長できたようで、何やら近年の新人としては一番早いらしいタイミングで、システム開発の実際のお仕事をさせてもらえることになりました。

とはいえ、てっきり社内システムのお仕事だとばかり思ったのですが、実は外部のクライアント様のシステムを作るというお仕事で、当然ながら「……私でいいんですか?」とは思いました(笑)。

で、結論としてはなんとか形にすることができ、無事に納品させていただくことができました。これは上司からも言われたことですが、やはり「実戦が一番学べる」というのはあると思います。もちろん練習や学びというのは非常に大切なわけですが、いくら練習を重ねても、いざ本番となれば、練習時には遭遇しなかった“想定外”がたくさん発生するものです。そして言い訳ができない“実戦”という環境下で想定外に対処していくことで、実力……みたいなものが付いていくのかなとは思います。

まぁ当然ですがその初仕事も私1人で全部をやったわけでは決してなく、直接の上司が的確にハンドルを握ってくれて、適切なアドバイスや修正指示を常に与えてくれたからこそ、なんとか納品できたという感じです。

そのような形で「ド新人でも仕事を(ある程度)任せてもらえる」というのは、この会社のとっても素敵な部分かと思うのですが、もしもあのとき、私が途中でギブアップしていたら……上司や会社はどうするつもりだったんでしょうね(笑)? 何があっても巻き取れる自信と覚悟があったから私を指名したのでしょうが、まぁ凄いですよね。5年後の私がそれをできるかと問われたら……現時点ではなんとも言えません。

でも、ひとつのシステムを作ることで、それを使用する大勢の人を広義に「助ける」ことができるこの仕事を続けていくことで、きっと私はいろいろと成長していくのだろうな――とは思っています。

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