事業開発領域では、今まで培ってきた人材業界での経験を活かし、“人材”という切り口から社会問題の解決にも挑戦。キャムコムグループが一体となり、女性の社会進出を助ける保育事業や人材難への対策などの新規事業を生み出しています。
昨今、社会課題となっている技能実習生を始めとした外国人就労問題。私たちは、インドネシアの職業訓練校卒業生を技能実習生として日本で受け入れる「IJCプロジェクト」や、ベトナム人技能実習生の来日費用負担を最低限に設定した「VJCプロジェクト」などをインドネシア、ベトナムそれぞれ政府と共同して推進。外国人労働者が日本で活躍できるための人材育成や生活サポートを行うなど、外国人の労働環境改善にも積極的に取り組んでいます。
ドライバーの就業時間制限により、人材不足が加速すると言われている“物流の2024年問題”。物流の輸送リソースが不足し、業務量に対応できない会社が増加すると予想されています。私たちは物流業界の未来を拓くべく、物流総合マッチングプラットフォーム「ロジパレ」を開始。人材業界発の「本物のサードパーティ」という立場を生かし、これまでの業界の常識や監修にとらわれない柔軟なサービスを実施。倉庫手配から人材派遣、輸配送手配、労務管理、倉庫管理、案件紹介まで、あらゆるリソースをマッチングし、物流ネットワーク構築とスムーズな運用体制を提供しています。
昨今、会社員ではなくフリーランスや副業などといった多様な働き方をする人材が増加し、様々なスキルを持った人材が市場に溢れています。そこで、私たちは、クリエイティブ人材を提供する「ハローコンシェル」というサービスを開始。フリーランスや副業をしている人材を活用し、高品質なクリエイティブを提供します。企業としても、新たな雇用をすることなく手軽にクリエイティブを生産でき、世の中のデザインサービスを向上することに貢献しています。
私たちは社会に多くの雇用を生み出してきた総合人材会社として、子育て世代の社会進出を支援したいという思いを持ち小規模認可保育所「ofuIKU」を開園。そしてテレワークができるオフィススペースを併設し、できる限り保護者の方々が子育を理由に働き方を変える必要がないようサポート。子育てがその後のキャリア形成に影を落とさず済む環境を提供することで、家庭と社会が繋がる機会を守ると同時に、お子様の健やかな生育をサポートします。
日本では、法定雇用率が高まり、障がい者を雇用する義務が発生しています。私たちは、「ソーシャルオフィス」という障がい者アウトソーシングサービスを創出することで、障がい者雇用を促進。福祉の観点での障がい者雇用ではなく、戦力化できるような仕組みを作りました。
障がい者で構成された専門チームが企業の利益を上げるために貢献し、企業とともに障がい者が活躍できる職場の構築と運用を行っています。
インドネシアでは、従来の仕事不足に加えてコロナ禍が追い打ちをかけたことで、若年層の高い失業率が社会課題となっていました。そこで、インドネシア政府とキャムコムグループが中心となって日本への就業支援プロジェクトを実施。インドネシアの若年層を日本企業へ受け入れるための必須行程、“入国・研修・就業”の全てに伴走しました。
特に研修おいてオンラインの日本語教育プログラム「edupoke」や、技能実習生や特定技能外国人のための宿泊型研修施設「キャムテック エデュック アカデミー」を提供し、彼らがただ日本で生活するだけではなく、日本で活躍する人材となるよう、私たちのノウハウを注ぎました。現在、日本での就業希望をもつ海外の若者を年間400名ほど受け入れています。