「働く」に関する社会課題をビジネスで解決するキャムコムグループの株式会社綜合キャリアオプション(本社:東京都港区、代表取締役:大泉 高太)は、2024年7月1日より一都三県に対し介護系人材サービス「キャムトラ」の提供を正式に開始しました。後期高齢者が急増する2025年に向けて、BPOに関するノウハウ※①やテクノロジーを駆使して介護人材のリソースを確保することで、介護人材の不足解消を目指します。
キャムトラサービスサイト>>https://camtora.jp/
※①:BPO…ビジネスプロセスアウトソーシング(業務委託)の略。企業活動における業務プロセスの一部について、業務の企画・設計から実施までを一括して外部へ委託すること。
迫りくる2025年問題 介護業界への影響とは
2025年には団塊世代が75歳に達し、後期高齢者が人口全体の18%を占めると予想されています。※②
この「2025年問題」により要介護高齢者の増加が予測され、年金・医療・介護のニーズが急増します。
一方で、介護業界は深刻な人材不足に直面しています。厚生労働省によると、必要とされる介護職員数は、2023年には233万人、2025年には243万人となっています。※③しかし、2019年の約211万人から2022年の約215万人と、4年間で約4万人しか増えておらず、人材確保が間に合っていないことがわかります。※④ 介護人材が不足することで、必要な時に介護サービスを受けられない事態が予想されています。
出典:※②:厚生労働省「我が国の人口について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21481.html
※③:厚生労働省「介護人材確保に向けた取り組み」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02977.html
※④:厚生労働省「介護職員数の推移」
https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/001211181.pdf
キャムトラのサービス概要
綜合キャリアオプションが提供する「キャムトラ」は、有資格者と経験者に特化した介護系人材サービスです。入職後の職場定着を促すために、キャリアアドバイザーが継続的なキャリア支援をおこなったり、専用アプリを使い常時相談できる体制をとったりと、職場に適応できるよう支援をおこなっています。また、グループの強みであるBPOノウハウやテクノロジーを駆使して介護業務の負荷を軽減する提案もおこないます。人材派遣管理システムの提供による勤怠管理や契約管理に係る工数の削減、配膳ロボットによるリネン回収作業や受付業務の自動化など、専門性を必要としない業務を切り出し、デジタル化することで、介護業務に専念できる環境整備も含めたソリューションの提供も可能です。
キャムトラサービス開発責任者 加納 立暁
「介護業界は慢性的な人材不足に悩まされており、2022年時点で有効求人倍率は5.01倍と年々高まっています。※⑤
現在、外国人材の提供も進めており、更なる介護人材の吸引を強化するとともに、キャムコムグループのテクノロジーを活用して多角的なサービスを展開することで、介護業界の人手不足解消を目指して取り組んでまいります。」
出典:※⑤:社会福祉法人 全国社会福祉協議会 中央福祉人材センター「令和4年度 福祉分野の求人求職動向より」
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