仕事

「複雑だからこそ面白い」――企業と障がい者の“橋渡し”を担う営業のやりがい

「複雑だからこそ面白い」――企業と障がい者の“橋渡し”を担う営業のやりがい

障がい者雇用に対する企業のニーズが高まる今、綜合キャリアトラストでは「ただ提案するだけ」ではなく、本質的な課題を見つけ、企業に合った解決策を導く営業スタイルを展開しています。今回は、そんな営業の最前線で活躍する佐伯 美玲さんに、仕事の魅力や日常、そして学生へのメッセージをお聞きしました。

summary

  • 担当は、障がい者雇用に関する新規営業/課題ヒアリングとソリューション提案/人材マッチング
  • やりがいは、課題解決型の営業で企業と深く関わり、受注時の達成感が大きいこと
  • トラストの仕事は、ヒアリング力・提案力・他部署連携がカギとなる営業職
  • 基本的な仕事内容は、テレアポ~商談提案書作成、プレゼンなど新規営業に特化

プロフィール

佐伯 美玲(さえき・みれい)

綜合キャリアトラスト 新規営業チーム

2021年入社

経歴:
2021年4月~2023年1月 ロジテック(新規営業・案件立ち上げ・現場管理)

2023年1月~現在 綜合キャリアトラスト 新規営業チーム

趣味:「爆食」!食べた分は一応消費したいので、気持ちばかりの筋トレも大事にしています。

綜合キャリアトラストとは

「綜合キャリアトラスト」ではどんなサービスを展開しているのでしょうか

綜合キャリアトラストでは、企業に対して障がい者雇用を推進するための提案営業を行っています。日本では、従業員数が40人を超える企業に対して障がい者の法定雇用率が義務付けられており、2025年4月時点では2.5%、2026年7月から2.7%と、段階的に引き上げられる予定で、今後もその対応を求められる企業が増加する見込みです。

しかし、実際の現場では「受け入れ体制が整っていない」「どのような方を採用すべきか分からない」といった課題を抱えている企業が多く存在します。社会的ニーズの高いテーマである一方、企業ごとに異なる状況や課題があるため、ヒアリングを通じた“本質的な課題の発見”が非常に重要です。綜合キャリアトラストでは、そうした課題に対して企業ごとに最適な支援を提案し、障がい者と企業の“より良い関係”を築くお手伝いをしています。

また、単に制度に沿った採用を進めるだけでなく、企業の将来的な人材戦略や職場環境づくりまでを見据えた提案を行うことが求められています。

「綜合キャリアトラスト」のお仕事を深掘り

綜合キャリアトラストの具体的な仕事内容を教えてください

日々の業務では、まず障がい者雇用に関心や課題意識を持っている企業へテレアポを行い、商談のアポイントを取得します。商談では担当者との対話を通じて、顕在化している課題だけでなく、担当者自身がまだ気づいていない潜在的な課題も丁寧に引き出します。

そのうえで、企業にとって最も効果的な提案を行います。特に力を入れているのが「ソーシャルオフィス」の導入提案で、障がい者が安心して働ける環境構築を支援しています。ソーシャルオフィスがマッチしない企業には、人材紹介や採用・定着支援など柔軟な提案も行います。

さらに、障がい者の方との面談も担当しており、過去の職歴や得意分野、障がい特性をしっかりと把握したうえで、企業と求職者の橋渡しをすることも重要な業務です。他事業部と連携しながら、企業のさまざまなニーズに応える提案を行う場面も多くあります。

綜合キャリアトラストの拠点はどこにあるのでしょうか

綜合キャリアトラストの新規営業チームは、東京都港区の浜松町オフィスを拠点としています。全国では総勢393名の社員が在籍しており、浜松町オフィスには契約社員の方も含めて、20名弱のメンバーで、一人ひとりが裁量を持って活動しています。

なお、実際のサービス提供にはソーシャルオフィスの構築チームや他事業部の協力もあり、グループ全体で連携を取りながら企業支援にあたっています。

佐伯さんの1日の仕事のスケジュールを教えてください

8:45 出社・メールチェック
9:00 朝礼・掃除
10:00~12:00 商談(オンラインまたは訪問)
12:00~13:00 ランチ(痩せたいのでサラダを食べに行きます)
13:00~16:00 商談(オンラインまたは訪問)
16:00~17:00 テレアポ・社内ミーティング
17:15 夕礼
18:00~19:30 資料作成・企業相談・その他業務

綜合キャリアトラストでのやりがいを教えてください

この仕事の最大のやりがいは、難しい提案でも時間をかけてじっくり進め、最終的に受注につながったときです。

障がい者雇用というテーマは、どうしても企業内では優先順位が下がってしまいがちです。その中で粘り強く対話を続け、信頼関係を築いた上で、提案先企業の社長さまなど上層部の方から正式な承認を得て、会社としての判断でソーシャルオフィス導入決定に至る瞬間は、大きな達成感があります。

また、従業員数の多い大手企業ほどニーズも大きく、提案の幅が広がるのもこの仕事の面白さの一つです。

反対に、綜合キャリアトラストでの大変なことを教えてください

大変なことは、提案の内容が非常に複雑である点です。

企業ごとの環境や課題、求められる支援内容が大きく異なるため、一つとして同じ提案は存在しません。その分、提案力やヒアリング力、社内外との連携力など、幅広いスキルが求められます。

この記事を読んでいる就職活動中の学生にメッセージをお願いします

営業の仕事は、正直に言えば最初は大変なことも多いです。私自身も何度も壁にぶつかりました。でも、キャムコムグループには、そんな挑戦を全力で支えてくれる上司・先輩・仲間がいます。

そして何より、自分の意見を尊重し、努力を評価してくれる「出る杭を伸ばす社風」が根付いています。

自分の強みを活かしながら、さまざまなことに挑戦してみたい。そんな想いがある方にはぴったりの環境です。一緒に働ける日を、心から楽しみにしています!

まとめ

企業の障がい者雇用という社会的意義のあるテーマに対し、真摯に向き合いながら提案を行う、やりがいの大きな仕事である綜合キャリアトラストの営業職。

複雑な課題に対して、柔軟な視点で提案し、企業と人材の橋渡しをするこの仕事には、営業としても人としても大きな成長のチャンスがありました。

「難しいからこそ、面白い」――そんな環境で自分を磨きたい方に、ぜひおすすめしたい職場です。

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