キャムコムグループのパーパスは“人を力づけて、いい仕事を創る”
もちろん、お客さまに対して“いい仕事”ができるように頑張っていますが、“いい仕事”とはそれだけではありません。
社内でのちょっとした声掛けや飲み会の誘い、仕事の手伝い、良い情報の提供など、社内の仲間同士でも“いい仕事”は発生しています。
「本当はめちゃくちゃ感謝しているけど、それを改めて言うのはちょっと照れくさい…。」
そんな照れ屋さんのためにも、してもらった“いい仕事”を相手がいる前で称賛する企画「いい仕事リレー」。
“いい仕事”を伝えて、紹介された人は次の人へ回していく、ペイフォワード的ほっこり幸せな企画のスタートです。
(いつかは自分も選ばれたい…。)
プロフィール
バトンを送る人:三石 晃史さん
入社年:2001年
所属部署と役職:株式会社キャムテック グローバル事業部 事業責任者
経歴:
業務部システム課
ARM推進部 コールセンター
お仕事紹介センター
グローバル事業部
バトンをもらう人:田中 郁子さん
入社年:2011年
所属部署と役職:株式会社キャムテック グローバル事業部 アジア戦略開発 リーダー
経歴:
派遣事業部 新規開拓チーム
人財開発部 新卒採用チーム
グローバル事業部 アジア戦略開発
郷に入っては郷に従え! お食事会ではどんな現地料理も断りません。
編集部:「いい仕事リレー」の記念すべき第一走者は、バトンを送る役として三石さん、バトンを送られる役として田中さんにお越しいただきました!本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、お二人の普段のお仕事での関わりを教えていただけますか?
田中:グローバル事業部で一緒に仕事をしています。
三石:グローバル事業部では、「技能実習」や「特定技能」で海外から日本企業に働きに来る方をサポートしています。外国人材が現地で受ける日本語教育から、日本に入国後の研修やビザなどの書類の手続き、実際に働き始めてからのライフサポートなどを、一貫して行っているんですよ。
田中さんは、ベトナムにある技能実習生の送り出し機関とやり取りもしてもらっています。送り出し機関自体はたくさんあるので、実際に現地に訪問して、優良な機関を選定する必要があるんです。
編集部:では、海外で一緒にお仕事をされることも多いんですね。やはり海外ならではの大変なことなどもあるんでしょうか?
三石:やっぱり言葉とか文化の違いが大きいと思います。もちろん日本語が得意な方も中にはいるんですけど、基本的には通訳の方を入れないとビジネスの話は進まないんです。だから会議となると通訳する時間も含めて、倍とかそれ以上の時間がかかっちゃうんですよね。
編集部:かなり長時間化するんですね!そういう時の解決法とかはあるんですか?
田中:そういう時はご飯を一緒に食べに行ってます。「もうお昼の時間だからお昼行こう!」って。
そこでそれぞれの家族の話とか、私のベトナムでの生活の話とか、いわゆる雑談があって、最後に「じゃあ、これまた明日ちゃんと契約書持ってきてね」って話で丸く収まるんです。そういう進め方がベトナムの文化でもあると思います。
編集部:なるほど。一緒に食事をすることでできるコミュニケーションがあるんですね。
田中:なのでベトナムに行くと、朝も昼も夜も誰かと一緒に食べているっていうことも、下手するとあるんですよね。私は朝苦手だから嫌だったんですけど…。
編集部:確かに日本では朝を一緒に食べる文化はないですよね。
田中:でも、それくらい何かにつけて「食事に行きたい」っていう気持ちが強いので、私もそこに「誰か連れてきて」ってお願いすると、政府関係者や別事業のベトナム人の方とかが来て、つながりを作ることもできるんです。
そうしてつながったところに「あの送り出し機関知ってる?」って聞くと情報も仕入れられるし。向こうはHPも財務諸表もないからこの情報も大事なんです。
編集部:だからいろんな人とご飯に行ってつながりを作っていくんですね…!
食事の場で気を付けていることもあるんでしょうか?
田中:「郷に入っては郷に従え」ではいますね。とにかくニコニコしていて、できるだけわかる言葉で話したり、オウム返しだけでもしたり、飲み会言葉みたいなものを覚えて乾杯する。っていうのと、食べ物は断らない。どんなになじみのないものが出ても、それが現地で親しまれている料理なら食べます。
編集部:すごいですね…!ちなみにどんな食べ物が出てくるんですか?
田中:羽化直前のアヒルの卵をゆでた「ホビロン」とか…。他にも蛇や虫は多いですね。お酒も何で作られたかよくわからないようなものが出てきます。でも普通においしいですよ?
編集部:羽化直前のアヒルの卵…!すごいですね…!
三石:でしょー?食べられないもん、僕。
つぶらな瞳と目が合うんだよね…。
1回はうちの社員の式で、1回は取引先の方の式で、他の1回は知らない人のでした。
編集部:知らない人!?
三石:向こうの結婚式は誰でも行けるんですよ。招待状もないし、会場も自宅だし。
田中:そうそう。現地の方に旅行に誘われたら、その方の地元に行くことになって、そのまま知らない人の結婚式に参加してるっていうことがあったんです。
競合の会社同士も食事会に呼べちゃう!?
編集部:今のお仕事ではいろんなつながりを作るためのコミュニケーションを大切にされているとのことですが、三石さんから見て「田中さんのこういうところうまいなー」って思うことはありますか?
三石:田中さんが当日急にご飯のお誘いをしてもちゃんと連絡が返ってくるし、人も集まることですかね。
編集部:ベトナムの方で?
三石:そうです。もちろん向こうにとってはビジネスチャンスって思っているところもあるとは思いますが、それだけではないんじゃないですかね?
それに、競合他社にあたる送り出し機関のA社とB社を両方一緒に呼んでしまうなんてことも、田中さんならできてしまうんですよ。
編集部:え!大丈夫なんですか!?
田中:大丈夫でした。
Aさんに「Bさんも来るけどいい?」って言ったら、最初は「え?」ってなりましたけど「まあいいじゃん、仕事じゃないんだから」って…。
三石:僕が誘ったらありえないですよ。どっちかが来ることはあると思いますけど…
編集部:何か気を付けていることはあるんですか?そういう…
田中:ないです!(食い気味)
編集部:天性のものなんですかね…
ではまた改めて三石さんに質問です。「人を力づけて、いい仕事を創る」というパーパスがありますが、田中さんの“いい仕事”ってどんなところでしょうか?
三石:やっぱり外国の方と接していくには、相手に合わせていくことや相手の間合いに踏み込んでいく力強さや継続力が大事だと思うんです。田中さんはそういうところがすごいと思いますね。
感謝の言葉とともにバトンパス!
編集部:たくさんお話を聞かせていただき、ありがとうございます。
それでは最後に“いい仕事リレー”として次につなぐためのバトンパスを行います。
三石さんからバトンを渡しながら、田中さんに対する感謝の一言をお願いします!
三石:郁子さん、いつもいい仕事を作ってくださってありがとうございます。あなたのおかげでこのビジネスが大きく広がっていきます。
今後とも力を貸してください。よろしくお願いします!
田中:ありがとうございます。頑張ります!
~~拍手~~
編集部:三石さん、田中さん、今回はお話しする時間をいただきありがとうございます。
田中さんがベトナムでどのように人と関わって、つながりを作っているのかが垣間見れました。
さて、今回の第一回は三石さんから田中さんへと“いい仕事リレー”のバトンがパスされたので、次回は田中さんから次の方へとバトンがパスされます。