幼稚園の頃からずっとダンスをしていて、大学時代はダンスサークルの代表を務めていました。キャムコムに入社したのは、そんな学生時代にやっていたアルバイトがひとつのきっかけになっています。
バイト先はパスタ屋さんだったんですが、お客様のご要望に対して基本的に「No」と言わないお店だったんですよ。「箸で食べてたいのですが?」と言われればお箸を出してましたし、本当は塊で食べていただきたいメニューでも、「小分けしてほしいい」というご要望があれば、オーナーは必ずそのご要望にお応えしていました。「とにかくすべてはお客様に喜んでいただくために」みたいなのが、そのお店のポリシーだったんですよね。
そしてキャムコムの説明会に出席したとき、それと同じ空気というか哲学を感じたんです。「とにかくキャムコムは企業様のニーズにお応えしたいし、もしもお応えできないのであれば、応えられる新サービスを創るまでです」という話を聞いたとき「うん、そうだよね!」と感じて、この会社で働きたい――そう強く思ったんですね。
入社後は約1カ月間の研修を経て派遣事業部に配属され、営業として神奈川エリアを担当しています。勢い込んで入社した私ではありましたが、最初はホント「何ひとつできない……」といった状況ではありましたね。
子どもの頃からダンスは徹底的にやっていましたので、「綿密に練習とリハーサルおよび思考を重ね、そのとおりに本番を行う」というのは私、比較的得意なんですよ。しかし仕事というのは、特にキャムコムのような“人”を扱う仕事では、お相手の状況や気持ちも瞬間ごとに変わっていくため、事前に考えたり練習していたとおりには決してならないんです。ある意味ぶっつけ本番的に、さまざまなことを行わなけければならないんですよ。
1年目はなかなかそこに対応できずで苦戦しましたが、ここ最近になってやっと「良い意味でのぶっつけ本番」ができるようになってきたと自負しています。
今後はさらに成長して、お客様に何かあったときには一番に私の名前を思い浮かべていただけるような存在になりたいですね。お客様に何か良いことがあったとき、真っ先にご報告をいただけるのも大変うれしいですが、それだけでなく、何かお困りごとがあったときにこそ、赤澤の名前と顔を思い浮かべていただきたいですし、そういう存在にならなければいけないと思っています。
何か困ったことがあったときに頭に思い浮かぶ人って、「助けることができる人」だと思うんですよ。彼女だったら、あるいは彼だったらきっと、何とかしてくれるに違いない――みたいな。そういう「人を助けることができる人間」に私はなりたいですし、そのための“力”を付けたいですね。
そのためにも今はさまざまな経験を積んで、私という人間が「対応できる範囲」を、どんどん広げていきたい。今は、そう考えながら仕事をしています。