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※文中の敬称略。所属は取材当時のものです。

千の成長は、
足元の一歩から

一日一日、目の前の仕事を大切にしていきたいですね。自身が成長するためには、それに尽きると思っています。

伊東 潤一郎

ITO JUNICHIRO

人材派遣領域

スタッフィングコンサルタント

2023年新卒入社

MY MOMENT OF POTENTIAL

ポテンシャルの瞬間

INTERVIEW

インタビュー

努力は人のためならず。ある意味利己的に、頑張っているんです

1年目ですね。2023年4月に新卒で入社して、本配属となってから5カ月といったところです。現在は新規開拓チームで、過去に稼働がない企業様に対して新たな契約を結べるよう、テレアポやお打ち合わせを通じてアプローチしている毎日です。 

学生時代は「アルティメット」という競技に熱中していました。アルティメットというのは「フリスビーを使ったアメリカンフットボール」とでもいうべき7人制のスポーツで、アメフトのような激しい身体接触はないのですが、かなりハードに走り回る面白い競技なんですよ。

就活の際はいくつかの業界を見てみましたが、活動を続けているうちに「人材業界で働きたい」と思うようになりました。“人”を扱う業界だからだと思うのですが、その学生が入社するしないにかかわらず、先々のことまで寄り添ってくれる人が多い業界だなと感じましたし、自分もそういったことできる人間になりたい――と思ったんですよね。

新規開拓の仕事は、言ってみれば泥くさい仕事ですし、大変なこともたくさんあります。しかし発注をいただけたときは、その分だけうれしいですし、特にお客様から「伊東さんに任せてよかったよ」と言っていただけたときの達成感のようなものは、ちょっと言葉にはできないほどですね。

入社後初めて発注をいただけた案件では、実は1回目のご訪問の段階ではご契約に至らなかったんです。有り体にいうと「今は必要がないから」ということで断られたわけです。しかしそこでくさることなく、お客様が現在考えてらっしゃる課題を密にヒアリングさせていただき、私のほうからも、弊社のサービスをご利用いただくメリットをしっかりご説明申し上げたんです。

すると後日、そのお客様に“必要”が生じたタイミングで……真っ先に私にご連絡をいただけたんですよね。「伊東さん。例の件だけど、ぜひお願いしますよ」と。……うれしかったですね。やってて良かった! と思いましたし、お客様のビジネスのお役に立てたことが、本当にうれしかったんです。

配属直後はただただ愚直に努力するしかなくて、それはまぁ今でもそうなんですが(笑)、しかしその後、自分の中で「柔軟性」のようなものが獲得できてきた気はします。

お客様に何らかのサービスをご提案して断られても、「では、弊社にはまた別のこういったサービスもありますが?」というご提案できますし、「……このサービスについてお客様は『不要』とおっしゃるが、このお客様は、また別の部分でお困りになっているのも確か。ならば、それを解決できるサービスのご提案をするアプローチは可能だな……」みたいな頭の切り替えが、サッと柔軟にできるようになってきましたね。

新規開拓は、先ほども申し上げたとおり泥くさい部分もある仕事というか、むしろその側面が大きい仕事ではあります(笑)。でも私は、それを嫌々やっているわけでは決してないんですよ。むしろ「自分自身のために喜んでやっている」という側面のほうが強いんです。

なぜならば、まずは与えられたこの仕事を確実にこなし、その上で社内に多数あるさまざまな案件を「それ、自分がやります!」と手を上げて積極的に巻き取っていくようにすれば――自分自身が成長できて、自分の価値が上がるからです。そしてその結果として「どんなフィールドでも自立して戦っていける、一人前の社会人」になることができるはずなんですよ。

そのための第一歩として今は、自分でもできる社内の仕事はすべて巻き取っちゃうぐらいの勢いで(笑)一日一日、目の前の仕事を大切にしていきたいですね。自身が成長するためには、それに尽きると思っています。

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