両親の教育方針と、たまたま自宅近くにできたインターナショナルスクールの幼稚園に第1期生として入園したということもあって、小・中・高・大はすべて海外の学校に通っていました(途中の一時期、日本の公立中学にも少し通いましたが)。
その関係で「いわゆる海外と関係する仕事に就きたい」とは思っていたのですが、就職活動を始めた当初は、キャムコムグループのような人材系の会社はあまり見ていませんでした。しかしよく考えてみれば、自分は「海外で仕事をしたいと」いうよりも「海外の“人”と仕事をしたい」と思っていることに気づき、もう少し業界の選択肢を広げて活動を始めたときにたまたま出会ったのが、キャムコムグループでした。
海外で人材系のビジネスを展開している何社かの企業と面談をさせてもらいましたが、そのなかでもキャムコムがもっとも「入社後、自分がどんな仕事をしているか?」という部分をイメージできたんです。私が今所属している海外事業推進部の立ち上げから携わっていたメンバーたちが「どんなことを、どのように、なぜやっているのか」ということを懇切丁寧に話してくれました。その内容に強い興味を覚えたのと、メンバーたちの雰囲気――というのでしょうか、それが本当に「いいな!」と思えたため、入社を決意しました。
そして面談時の希望どおり海外事業推進部に配属され、現在は企業様の技能実習生の採用や就業のコンサルティングとフォロー、そして現地送り出し機関や政府関係者とのプロジェクト提携などを行っています。
まだまだたくさんの企業様が「外国人の採用」に高いハードルを感じてらっしゃいます。しかしそんななかでも外国人雇用の魅力を感じていただき、採用に踏み切っていただいたとき、そして弊社が紹介した方が入社された後も高く評価され、採用に踏み切ったことを喜んでいただけた瞬間は、本当にうれしいものです。
私は外国人を雇用する企業様と、その企業様で働く外国人の方の間に入って“つなぎ役”を担当するわけですが、当然ながら大変なことも多いのは事実です。しかし自分自身が海外で長く暮らした経験や、そこで培った英語力などをフルに活かした結果として、働いてくださる方々と企業様の双方が“笑顔”になってくださるなら、私としては「がんばってよかった!」以外の感想は持ち得ないんです。
またキャムコムグループはグループ内に多種多様なカンパニーがそろっていますので、お客様が抱えてらっしゃるさまざまな課題を、弊社が持っている“ピース”で埋めることにより、ほぼ確実に解決できる――というのも、やりがいを感じられる大きな理由のひとつです。
今現在はインドネシアとベトナムを中心に事業を展開していますが、ゆくゆくは海外事業推進部のビジネスを「全世界」に展開したいと夢見ております。そしてその際には私自身も世界のすべての国へ担当者として赴き、さまざまな経験を積んでみたいですね。